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ブログ中止

突然ですが、都合によりブログを止めることにしました。
短い間ですが、つたないブログに、お付き合い下さり、洵にありがとうございました。
皆様の、一層の、ご健勝と、ご活躍をお祈りいたします。
6/5 追記  子供の頃から、弱虫ではありませんが泣き虫でした。
         それが今に続いています。
         皆さんのコメントを拝読して、この顔→が、涙と洟でグジュグジュです。
         ほんとうに、ありがとうございます。

さようならtsc-edotyuu様
さみしいね
なんか寂しかった日
皆さんへ...tsc-edotyuuさんへ...
6/15  元気で、相変わらず乱読してます。
7/2  6月末で、135冊乱読了です。去年(260冊)と全く同じペースです。年賀状に書い
     た今年の目標300冊は無理かも・・・

7/23 大きな地震でした。でも、大量の本で圧死、ということにはならずに済みました。 ただ、アンミツ喰ひながら書斎で圧死、というのも小生らしいかも。
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by tsc-edotyuu | 2005-06-03 23:05 | As I like it

ふゆきたかし「暗示の壁」読了

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皆さん、これどんな本だと思われますか? (既読の方、ふゆきたかし をご存じの方を除く)
すごい老婆さん(敬老精神有り)にも見えるし、二つの顔がダブッテいるようでもあるし。
とにかく、少し気持ちの悪い絵ですね。
何故、この本をgetしたのか自分でも分かりません。

実は、この本は、私立探偵物なんです。
本書は、1990年 サントリーミステリー大賞佳作賞受賞のエンターテイメントです。
ふゆきたかしさんとは今回が初対面ですが、児童文学、SF etcの著書があるそうです。
寡聞にして、小生は、よくは存じ上げません。

さて、物語は割と定型的に始まります。
まず、探偵。元警察官。39才、独身。武術に長けている。女好きで、標準以上の女には、
すぐ惚れてしまう。ダンスのインストラクターをやってるS・X FRIENDが、約一人いる。
ある日、彼のしおたれた事務所に来客がある。この界隈には、似つかわしくない、上品な、
金のかかった服装の美人が二人も。ひとりは二十代後半、他は三十代半ば。
二十代後半の方は「陶器」のような肌の理知的な美女、三十代半ば、フックラとした良家の
奥様風。実際にも、食品会社社長夫人だ。社長は五十才。一回り以上年の差がある。
依頼内容は、この夫婦の末っ子が誘拐されたので、なんとか子供を取り返して貰いたい、と
いうもの。何故、警察に任せないのか、そして何故、たった独りでやっている、こんなちっぽけ
な探偵事務所を訪れたのか?誰の紹介なのか? 探偵の疑問に一切答えはない。
しかし、法外な謝礼につられて仕事を引き受けることに。
調査を開始するが、普通の誘拐事件とは全然様子が違う。誘拐の事実を告げたあとは、直ち
に身代金の要求が来るものだが、十日も経つのに全く連絡がない。これは金目当てじゃなさ
そうだ。それでは怨恨か?家族を苦しめようとしているのか? 心当たりは、ない、と言う。
半月ほど経って、漸く犯人から手紙が届く。「クレオパトラの涙」という22ctのダイヤだ。価格
は、ナント5億1千万円。銀座の宝石店には、社長名で予約したという。
通常、身代金というものは、こんな足の付きやすい物ではなく現金を要求するものだが、その
理由も全く分からない。そして、取引になる訳だが、アッと驚く為五郎、いや方法で、見事に、
ダイヤをかっさらわれてしまう。犯人は、よほど頭のいいやつで、緻密な計画を立てたに違い
ない。子供の行方も杳として知れない。
再び、要求が来て、今度は3億円の現金を持ってこい、という。
そして、またもや、犯人に、してやられてしまう。
誘拐されて、もう半月以上。子供は犯人の顔をみている筈だから、ひょっとして、もう生きては
いないのではないか?

探偵は警察と協力しあって、走り回り、脳を絞りに絞って、論理的思考を重ね、意外な犯人を
突き止めるに至る。 しかし、証拠がない。 「暗示」が壁になっているのだ。暗示とは?
探偵は、この壁を崩すことが出来るのか? 論理と証拠で犯人を屈服させられるのか?
子供の命は? 身代金は?

という訳で、著者に楽しく振り回されて読了しました。
この、気色の悪い表紙の絵も、納得できるものでした。


乱読状況 : 山田五郎「カフェのテラスにて」読了
         アゴタ・クリストフ「悪童日記」乱読中
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by tsc-edotyuu | 2005-06-02 18:22 | 乱読