歌野晶午「葉桜の季節に君を想うということ」再掲 

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歌野晶午。初体験である。実は本書をgetしたのは、昨年10月。題名にもあるように、葉桜
の季節を待っていた  んな訳ないか。単に、放っておいただけなり。しかし、読了して、
何故もっと早く手に取らなかったのかと悔やまれる。何故なら、こんなに翻弄され、かくも
見事に騙されたミステリーは最近少ないから。
本書は412ペ^ジもあるが、350ページあたりで、騙されたことに、やっと気が付いた。

 第1ページの最初の言葉が 射精・・・ ええっと思ったが、グイグイ引き込まれてしまう
導入部・・・と、いつもなら、紹介していくのだが、今回だけはネタバレさせたくないので
これ以上は書かない。ご案内のように、小生、割と多弁を弄して紹介していくタイプだが
本書だけは、涙をのんで寡黙でいたい。

 最終412ページには、ただ一行だけ。

人生の黄金時代は老いていく将来にあり、過ぎ去った若年無知の時代にあるにあらず。
                                            -林語堂
題名と相俟って、これが大きなヒントになっていることだけ申し上げておこう。
なんか思わせぶりな、と感じられる方,ごめんなさいね。事ほど左様に一読を願う次第です。




乱読状況 : 井沢元彦「天正十二年のクローデイアス」乱読始め。
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by tsc-edotyuu | 2005-04-15 16:46 | 乱読
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